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新米茶農家 茶畑奮闘記!その1

更新日:2021年1月2日


新米茶農家 奮闘記

はじめまして!

埼玉県は入間市宮寺の狭山茶農家 ささら屋の石尾祥馬と申します。


僕たち『ささら屋』は、2018年の1月、一介の狭山茶生産農家だった前身の農家の元に、その味に惚れ込んだ私とその仲間が加わって産声を上げた、

狭山茶の総合型農家(を目指す駆け出し茶農家!)。


入間市宮寺の方言「ささらほうさら(しっちゃかめっちゃか)」を語源に、


いにしえから続く由緒ある茶農業と、あたらしい世代のエネルギーとテクノロジー。 そのままではしっちゃかめっちゃかでまとまらない伝統と革新をまとめ、 狭山茶の新しい価値を生み出す。


という、めちゃんこ格好のいい理念を掲げ、昨年1月より活動をはじめた農家なのであります。

※ささら屋についてはコチラ


埼玉県の名産品である狭山茶と言えば、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でトドメさす~♪」とうたわれるように、日本三大銘茶の一つ。


縁あって初めて『ささら屋』の前身となる茶農家で育てられたお茶を飲んだ時は、その味と香りのよさにまぁビックリ。

「こ、これが、本当の日本茶なのか…!」


普段、ペットボトルの日本茶しか飲まないような私は驚いたわけです。

で、想ってしまった。


「これ、もっといろんな人に飲んでもらいたい…!」

で、ちょっとずつ日本茶の勉強なんかを始めたわけなんですが、少し調べると、そもそも日本茶って産地によって、農家によって、加工場によって、さらには淹れ方によって、もう『100農家100様(十人十色的な事が言いたい)』と言っても過言ではない、非常に個性豊かな飲み物なんだと知ったワケなんですね。


で、想ってしまった。


「こんな個性豊かで面白い日本茶という飲み物。もっともっとたくさんの人に知って、味わってもらいたい…!」(まぁ壮大。)


ということで、今まで日本茶なんてペットボトルでしか飲まなかったレベルの僕が、あれよあれよという間に昨年『新米茶農家』とあいなったわけなのであります。


米なの?お茶なの?って感じですが。

しかし!!

ここまででお分かりの通り、僕を含む新メンバーは、もちろんお茶のド素人!!レベル1!

僕自身も今ドキの若者、お茶を淹れて飲む習慣はほとんどないような有り様!!!

まったくもって、嘆かわしい!!(すんません。。。)

そうはいっても、「美味しい」と思ってしまい、「これを広めたい…!」と火がついてしまったらもう止まれません。


日々文献をあさり、インターネットをさーふぃんし、茶畑で土にまみれて経験し、大先輩の茶農家の皆さんにあれよこれよと教えをいただき、試行錯誤を繰り返して、体当たりで茶農家について勉強する日々。


そんな、新米茶農家が大先輩の元で茶農家として奮闘する有り様を軸に、



「お茶農家って、そもそも何やってんの?」

とか、

「お茶ってどんな風に作られてんの?」

とかとか、

「食の安全にはちゃんと配慮してるんでしょーね?」

とかとか、


みんな気になる「茶農家の実態」をルポルタージュしていこうじゃないかと言うのが、この茶畑奮闘記なわけであります!


で、茶農家の1年は、この3月から5月にかけて行われるこの茶葉の収穫作業を一つの区切りにして始まります。


やっと茶農家の仕事の『いろは』の『い』くらいは見えてきた2年目。

ベテラン茶農家の皆さんに教えられたことを僕なりにかみ砕きつつ、お茶農家の仕事をわかりやすく、楽しく(たぶん‥!)、お伝えしていきたいと思います。


皆様、宮寺の総合型茶農家『ささら屋』の新米茶農家奮闘記、どうかお付き合いください!!


茶農家奮闘記

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