今回の春整枝から、ささら屋でも本格的に乗用の摘採機(てきさいき)を導入しました。
二人で畝(うね)を挟んで利用する『可変式』の摘採機に対し、この乗用型は一人でお茶の樹の刈込や収穫作業を行うことができます。
ささら屋では長らく可変式の手動茶刈機を使って農作業を行っていたのですが、去年の3月に乗用の茶刈機を購入。一番茶収穫後の整枝作業より茶園を徐々に乗用の摘採機に合う形に作り替え、いよいよ2020年の収穫より本格的な導入となりました。
農作業そのものを効率化し、安定した品質での収穫を実現できる乗用摘採機。
全ての茶畑に導入するのではなく、茶樹の状況をより丁寧に確認しながら作業を行える可変式での収穫作業も残しつつ、安定した成熟茶園では今年度から積極的に活用していきます。
これも、一つのアグリテック。
伝統を大切に、古くから伝わる作業方法の良さを残しつつ、テクノロジーによる農作業の高度化も進め、両方の良さを融合していく。
『ささら屋』の名前に込めた理念を、少しずつ、でも確実に進めていきたいと思います。 ※ささら屋の名前の由来はコチラから
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